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はじめに

海外研修は、基本的に卒業式前の2月中旬から3月末の期間の中から約1か月間行われます。そのため、研修に行く前に大学の卒業論文を提出する必要があります。また、研修の計画については早い時期から決めるため卒業論文と並行して海外研修の計画を進めます。このことを私自身に当てはめると、海外研修の計画は無事に立てることが出来ましたが、卒業論文の提出は海外へ出発する前に終わらせることが出来ませんでした。そのため、海外研修の前半は実際に海外へ行きながら並行して卒業論文を行っておりました。結果、無事に卒業論文と海外研修を終わらせることが出来ましたが、代わりに「もっと早く卒業論文の執筆作業に取り掛かり提出していれば…」という後悔が残りました。

私の研修先は北欧(デンマーク、フィンランド、スウェーデン、ノルウェー)の4か国です。研修期間は23日間と少し短いですが内容はとても充実しておりました。北欧は日本と比べ、物価は高いですが治安や景観が良く研修先としてお勧めの場所です。

デンマーク  2/23~25, 3/13~16

私が海外で初めて訪れた国になります。首都コペンハーゲンでは、人魚姫の像、ニューハウン、アメリエンボー宮殿、DEN BLA PLANET (水族館)などを ヘルシンオア ではクロンボー城を観光しました。

日本ではお寺が各地にありますが、デンマークを含め北欧では大小さまざまな教会が各地に存在しておりました。また、マンションやお店の外観がまるで城のような造りになっており、現地の人にとっては普通の建物でも日本人の私にとってはどれも歴史的建造物に見えました。

人魚姫の像

ニューハウン

アメリエンボー宮殿

クロンボー城

フィンランド  2/25~3/2

ここフィンランドでは、ヘルシンキ大聖堂、スオメンリンナ島、ウスペンスキー寺院などを観光しました。

サンタクロースがいると言われているフィンランドは、訪れた4か国の中で一番寒く雪が積もり海については表層が凍っておりました。しかし、建物内は空調が完備されており、雪に慣れていない私でも過ごしやすい環境でした。デンマークからフィンランドへは飛行機での移動でしたが、フィンランドから次の国へは鉄道を利用して移動しました。

ウスペンスキー寺院

ヘルシンキ大聖堂

スウェーデン  3/2~4, 3/11~13

海外生活に慣れはじめてから訪れた国であるスウェーデン。首都ストックホルムでは、市庁舎やガムラ・スタン地区を、ヨーテボリではハーガ地区、マストフッグ教会などを観光しました。

ここスウェーデンは、北欧4か国の中で一番景観が良いと感じました。それは、建造物と自然が調和しており、見ている人に違和感を与えないからだと考えます。また、建物同士でも景観が整っておりました。国の経済面においてもスウェーデンは4か国の中で一番発展していると感じました。

市庁舎

ヨーテボリ(運河)

ノルウェー  3/4~11

首都オスロでは、オスロ大聖堂、マートハーレン(市場)、ムンクに関わる建造物や作品を観光しました。
誰でも一度は耳にしたことがある「ムンクの叫び」。この作品はオスロにある国立美術館に本物が展示されており、その絵の前は常に観光客が集まっておりました。また、ムンクの作品のみを展示するムンク美術館も存在するため、ムンクの作品を支持する方にとってオスロは聖地であると感じました。

ムンクの叫び

Bomlo島では、サーモン養殖を見学しました。ノルウェーのサーモン養殖は、企業の資本力を駆使した効率重視の養殖方法で、ほとんどの工程を機械により行っておりました。これによりノルウェーの養殖サーモンの生産量は世界一になりました。お世話になったLIFT UP社は、海上生け簀内のサーモンの死魚を自動で回収する装置を開発した会社であり、その会社の社長には陸・海上にあるサーモン養殖の施設、加工工場、LIFT UP社の製品工場を見学させていただきました。ノルウェーのサーモン養殖は、日本の養殖を知っている私にとって衝撃なことばかりでした。

サーモン養殖(海上生け簀)

研修を終えて

私は、今まで海外経験がなく今後も海外へ行くことはないと考えておりました。しかし、ゴトー養殖研究所に内定が決まり海外研修という研修制度で海外へ行くチャンスが出来たので挑戦してみました。

私が想像する海外は、治安が悪くとても怖い場所であると考えておりましたが、実際は治安も悪くなくそこに住む人々はとても親切でした。また、文化の違いから日本の常識が海外では通用せず困惑してしまう場面もありましたが、日本から飛び出さないと得られない体験ばかりだったので海外研修を受けて良かったと考えております。今回は北欧の4か国を訪れましたが、機会があれば別の国も挑戦してみたいと考えます。

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