当社では、人財育成の目的で、毎年、社員の海外研修を実施しています。
今年は、2月中旬に、3名の若手社員が、養殖カンパチ稚魚のふるさとである中国・海南島の養殖場へ研修に行きました。以下、入社3年目の三上さんからの報告です。
海南島研修
天草営業所 三上 達也(高知大学農学部卒、2013年入社)
”日本の養殖カンパチ稚魚の90%以上は、海南島から輸入されています。
成田から飛行機で約3時間ほどで海南島に到着しました。現地では、ワンニンとロンロという2ヶ所の養殖場を訪問しました。
ワンニンではカンパチの稚魚を育成していました。ワンニンの養殖場は木製のイケスを使っていて、日本との違いに新鮮な印象を受けました。ロンロは、海のすぐ横に作られてある陸上養殖場で、多くの種類の高級魚のハタが養殖されていました。海南島の食事は、日本の味付けとは違い、独特でした。香辛料が効いた料理、辛い料理が多く、火の通った料理だけを食べるように薦められました。今回の研修で、海南島での養殖のことはもちろん、海外での危機管理や情報収集の重要性、中国の文化などいろいろなことに触れることができ、とても有意義な経験をすることができました。養殖経営コンサルタントとして、今後の仕事に生かしていきたいと思います。”